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執筆者の写真信一郎 松田

Eps0:在庫減らして純利UP?〈目安:1分50秒〉

更新日:2021年10月18日


調剤薬局様において、

意外にもこの考えが、

当たり前ではありません


理由は在庫が少ない程、下記の

デメリットがあるからです。

①薬品不足の発生リスクが高い

②在庫管理コストが高い


具体例では、不足薬品を出すと、

患者様に迷惑をかけ、他店に

流出させる事に繋がります。


更に、薬局の在庫は薬品です。

これらの薬品は、薬品卸会社と

事前に相談をして、地域の病院

処方のトレンドを把握したり、

実際の患者さんへ出ている処方に

あわせてストックした物です。


すなわち、ほとんどの薬品が、

いつか出る在庫に該当します。


薬品が無いと売上が減る上、

どうせ将来消費出来る「予定」

なので減らさない傾向なのです。


更に調剤薬局の収入は、薬品代

だけでなく薬剤師の調剤に対する

技術料や、管理・投薬に報酬が

支払われる為、売上を考えると、

そちらの利益が大きくなります。


そういった事情から、逆に在庫を

少しぐらい多く持っていた方が、

効率的/利益的だと誤解されます。


この考えが当たってるようで

適正ではない事を、

次の記事にて説明致します。


次回をお楽しみに😊🤚


▪️次回ネタばれキーワード

→①薬価差益

 ②在庫回転率  乞うご期待!



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