デッドストックとは不動在庫
→前に出ていたけど、
使わなくなった薬の事です。
先発薬。メーカー切り替え。
生産中止に伴う代用品切り替え。
特殊な薬品の患者様の
お引越し・薬局変え・症状改善、
死亡など、理由は様々です。
話は飛んで、調剤薬局には
ピッキングというお仕事が
あります。
これは、処方箋を事務が受け取り
薬剤師がピッキングを行う方が
正しいのではありますが、
正直調剤事務が集めて薬剤師の
先生に渡して、薬剤師は薬に
間違いないかチェック。
→監査する。
というケースもままあります。
ピッキング時に事務・薬剤師が
在庫削減の観点で把握すべきは
普段使わないお薬の中で今回の
処方箋に使用できる薬品がある
かです。
普段使わない薬品とは、
例えば、先発薬品在庫を全て
ジェネリックに切り替えて使わ
なくなったケースを言いますと、
薬品例:エブリファイ〇mg
→アリピプラゾール〇mg
上記薬品の成分は同じで、
処方が一般名や先発薬品の場合、
ジェネリック薬品を疑義照会
なしで出して問題ありません。
他にも、普通錠→※OD錠なんかは
疑義照会なしで変えていい
ルールになるので(法的には)
乱暴な解釈するとOD錠だけを
在庫しておけば在庫が減ります。
※溶けやすい水無しで飲める錠剤。
※逆パターンは疑義照会必要。
この場合の先発薬品や、
普通錠タイプは、使わないと
デッドストック化します。
デッドストックは
これだけではありませんが、
この様な薬品をひとまとめに
管理して、事務側や薬剤師さんへ
周知徹底する事で、使える
処方箋が来た際に使い切れます。
※患者さんの了解は必要です。
コツコツと行っていけば、薬局内
に当月使わない在庫はなくなり、
月末は棚がガラガラ状態になります。
この状況が極小在庫。
一見怖い様ですが、ちゃんと
分析すれば、不足を極力出さず、
無駄な発注は抑えられますし、
使用期限切れで捨てる薬品は
ほとんどなくなるでしょう。
ここまでする必要あるかな?🤔
やってみたら分かります。
多分経営者さんは間違いなく
早くやるべきだった…orz
と、思われるはずです。
だって、在庫足りるかな?とか、
あれば安心だよね?に、大金を
投じる訳ですから…。
この不安や安心という感情に
お金を使うなんてもったいないと
私は声を大にして言います。
こんな簡単に回る?って
やって見れば思います。
そのお金で人を1人雇った方が
患者さんにいいサービスを
提供出来るし企業も安定します。
…と、私は考えますが、
如何でしたでしょうか??
次回また、経験談より
提案をしてみたいと思います。
私の言ったルールは卸会社の
営業さん、薬剤師会のセミナー。
その他メーカーサイト資料など
様々な所、人、会社から
仕入れた情報です。
意外に知らなかったと言う
事務員さんや薬剤師さんも
多いかもしれません。
あれ?と思う方はご自身でも
一応確認されて実施してみて
下さい。
またお会いしましょう☺️
今回予告、ネタバレはない
ですが、どうぞお楽しみに😊🤚
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